CentOSのバックアップを簡単に無料で確実にとりたいと思ったことはないだろうか?
そんな夢のようなソフトがあったので紹介しよう
「Veeam Agent for Linux」
Veeam Software様が提供しているAgent for Linuxはインストールも操作もとても簡単で使いやすいのでインストール手順を残しておくことにします
ソフトダウンロード
下記の公式サイトに登録して「Veeam Agent for Linux」をダウンロードしてきてください
【公式】Veeam Software(ヴィームソフトウェア)
ちなみに登録するとメールが送られてきます。そのメールの中に手順書へのリンクがあるので、そちらを確認すればインストールに何も問題ないです。
手順書あるならわざわざ記事にする必要ないじゃんという声が聞こえてきそうだが…
今回はこんなに簡単に使えるんですよ!っていうことを伝えれたら幸いです(笑)
インストール手順(CentOS8)
ちなみに以下が今回の環境です
・仮想サーバー:ESXi 6.7
・バックアップ対象サーバー:CentOS 8.2.2004 x64
・バックアップデータ保管先:ReadyNas (NFS有効)
・Veeam Agent for Linux バージョン:4.0.1
①ソフトウェアのコピー
ダウンロードしてきた.rpmをCentOSに転送します
TeraTermとかで接続していればドラック&ドロップで転送できるので便利ですよね!
今回はtmpの中に転送しました
②インストール
転送が完了したら下記コマンドでインストールします
rpm -ivh ./veeam-release* && yum check-update
yum install veeam
つづいてdkmsパッケージをインストールします
dkmsはEPELリポジトリから取得します
なのでまずはEPELを導入
dnf -y install epel-release
epelのインストールが終わったらepel.repoを編集します
[epol]
enabled=1 を enable=0 に変更する
vi /etc/yum.repos.d/epel.repo
epelの編集が終わったらdkmsを実行するだけ
dnf install dkms
※せっかくCentOs8なのでdnf使ってますが、yumでも普通にできますよ
お疲れさまでした。これでインストール作業は完了です
veeam 設定作業
①veeamを実行します
②2項目に同意して次へを選択
③リカバリメディアの作成を聞かれますが、無視して次へ
リカバリメディアはveeamサイト内から落とせるISOで十分です
というより、作成したISOではうまくいきませんでした
ただ本来であればドライバー等の問題がある為、ここでメディアを作成したほうが良いでしょう
④Finishを選択
⑤[C]をクリック
続いてバックアップの設定を作成します
⑥任意のジョブ名を入力し次へ
⑦バックアップの種類を選択して次へ
今回はEntire Machineを選択しました
⑧バックアップデータの保管先を選択して次へ
今回はShared Folderを選択しました
⑨Shared Folderのパスを設定して次へ
今回はReadyNasにNFSを設定して接続しました
⑩次へ
⑪バックアップスケジュールを設定して次へ
⑫Finish
⑬バックアップ完了です
最後に
いかがでしょうか?かなり簡単に設定ができたと思います
実行画面もとてもシンプルで使いやすいです
自宅鮫で容量もそんなに多くないのであればVeeamsで十分事足りると思われます
ちなみにリカバリもウィザードもどきを進めてくだけで簡単に復元できました
一度試してみてはいかがでしょうか?
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